最近実践したiOSのOSSライブラリ作成・運用方法まとめ その4〜更新編〜
おばんです、実家のWin10マシンを東京の住処に送ったのでSteamで「ゲーム充できる!」と思ったけどまだ回線すら引いていないことを思い出して悲しみに暮れる田中です。
ライブラリ作成方法まとめのその4です。 最後となる今回はライブラリの更新に関して。
更新する
気をつけるポイント
できるだけライブラリの導入箇所をつぶさないように心がけましょう。 若干の挙動や単純な機能追加などは良いのですが、既存のコードが動かないとなるとユーザーにとって負担が大きくなります。 最初のリリースの前によく設計したほうがよい部分となります。(ここはその1〜作成編〜「実装する」の項で述べたように導入を簡単にできるように心がけると意外と守れるポイントかもしれません)
その他更新手順
リリースノートとタグのつけ方、更新の仕方はその2〜公開編〜で紹介したCocoaPodsにライブラリを登録した時と同じようにすれば大丈夫です。
podspecに関してはバージョン情報を更新して、再度pod trunk push
すると更新されます。
これによってライブラリユーザーが次回pod update, pod installした際に更新した内容が反映されます。リポジトリを更新しただけではpodの方は更新されないので注意が必要です。
まとめ
インターフェイス部分を変更するとユーザーの負担が大きくなってしまうという意味でライブラリの更新は普段やっているアプリの開発とでは意識するポイントが違うと感じました。アプリの開発であれば変更箇所に随時適応していけばいいけど、ライブラリはそうじゃない。 意識して開発していきたいと思います。(といいつつ早速導入箇所に変更をしたいとか思っています、ごめんなさい。。。)